今回はお出かけです。
上野にある東京国立博物館へ行ってきました。

1枚目の画像

上野公園を抜け、東京国立博物館の手前、大噴水のそばで。


2枚目の画像 東京国立博物館の入場券売り場です。人がいる窓口だけでなく自動券売機もあります。
私は何度かお出かけしてますけど、外ではまだ一度も言葉を発していないんですね。男の声しか出せませんから。だから、入場券の券売機があるのはありがたいです。

特別展でない通常展示は「総合文化展」という名前です。入場料は620円(2015年2月時点)。気軽に入ることができる値段です。


3枚目の画像

東京国立博物館の本館前で。
まずは本館に入りました。


4枚目の画像 本館の展示室は1階と2階。まずは1階をぐるりと1周。

通常展示で展示物の撮影は基本OK。一部にはダメなものがあって、説明板に撮影ダメマーク(カメラのイラストに×マーク)がしてあります。それと、手持ち撮影(三脚類はダメ)。フラッシュや補助光はダメとけっこう厳しい条件です。


5枚目の画像
女装すると、気持ちも少しは女性的になるのか、小さいものや可愛いものに目が向いてしまいました。


6枚目の画像

本館裏手、庭園側のテラスで。
このテラスは、天気がいいときに開放されます。


7枚目の画像
展示室の中には天井の高い部屋があります。
そういう部屋は気持ちがいいです。


8枚目の画像 1階を1周して正面に戻ってきました。吹き抜けの大階段で2階へ上ります。

私は建築が専門ではないし、建築マニアというほどでもないですが、博物館や美術館、新しいショッピングビルなどの洒落た建築物は好きな方です。ゆるいレベルの愛好家というぐらいですが。
東京国立博物館へ来て、こうした建物(外からも内側も)をバックに自撮りしたいと思ったのも、そうしたわけです。

2階の展示室をぐるっと1周し、本館を出て次の目的地へ向かいます。


9枚目の画像

途中の建物の前でも自撮りしました。
これは表慶館(このときは展示室整備のため休館中)。


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旧因州池田屋敷表門。
昔の大名屋敷の正門を移築したものです。


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法隆寺宝物館。
今回、東京国立博物館で2つめの目的地。


12枚目の画像 博物館や美術館は展示物を保護するために照明を暗めにしています。法隆寺宝物館は本館以上に照明を落としています。その中に1階は仏像、2階は陶磁器や書画類が展示されています。
写真はカメラのオート機能で明るく写りすぎたので、レタッチして暗くしましたが、見た目の感じはこれよりも、もう少し暗いです。


私の女装遍歴にも書きましたが、40歳頃、仕事の激烈さでメンタルを病んでしまいました。症状は極端にひどくなることはなかったですが、メンタルなパワーは低下し不安定な状態が何年も続きました。一度、着るだけ女装をやってみましたが、すぐにパワーが尽きました。結局、13年ぐらいの長いブランクになってしまいました。

女装するメンタルなパワーが足りなくても、ふつうに男として生活することはできましたし、ある程度、回復したら旅行も含めてあちこち出かけることもできました。そんな中で、一度、東京国立博物館に来たことがあります。そして、いろいろ見ていくうちに法隆寺宝物館へ入ったのですが、照明を落とした展示室で休憩用のベンチに座っていると、気持ちが落ち着いてくるのです。癒やされるという感じです。

すると、ふと、
「女装してここへ来たいな...」
と思ったんですね。

どうしてそう思ったのか不思議でしたけど、気持ちが落ち着く空間だから、メンタルなパワーが低下してあまり感じなくなっていた欲求が表面に現れたのかもしれません。

13枚目の画像 それがもう10年余り前でした。

今回、ようやく10年余り前の思いを実現することができました。

1階の仏像、2階の陶磁器・書画のフロアで、休憩用のベンチに座って、しばらく気持ちが落ち着く静かな空間の雰囲気に浸ってきました。


博物館を出て、上野公園や上野広小路一帯の鎮守にお参りしてきました。若い頃は考えもしなかったことですが、年齢とともにずいぶんと信心深くなったものです。

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上野公園内にあるこの地域の鎮守・・五條天神社。


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