メークして、ウィッグを被ってという本格女装を2013年に約15年ぶりに再会したんですが、インターネットで服や靴はもちろん、女装で使ういろんな品物を買うことができるようになっていました。しかも、15年前よりも安い値段で。

女装専門のネットショップもあって、入門用と銘打った基本的な化粧品セットをそういうショップで買いました。街のドラッグストアだと、セットにしたものは売ってませんから便利です。それ以外の、単品だと街のコンビニやスーパー、ドラッグストアでもいろいろと買っています。

そうした中で、これは私にとってなかなかいけてるものだとか、役に立つとか思った女装ツールのことです。一度、女装をやってみたいという方に参考になるかなと思って、紹介することにしました。


パッド一体型ショーツ

パッド一体型ショーツ(前) スカートをはいたときに男の貧弱なお尻では面白くないんですね。なので、女性らしいお尻のふくらみを持たせるために、パッド付きのショーツ(いわゆるパンティ)をネットで探してみました。
ショーツのお尻側が袋状になっていて、スポンジ製などのパッドを入れるものがいろいろと出てきましたが、そんな中で目に止まったのがこれ。パッド一体型ショーツです。
パッドが3cm厚とヒップアップにはなかなか良さそうなものでした。

パッド一体型ショーツ(後) こちらが、お尻の側のパッドが付いているほうから写したものです。

下着フェチの人なら、いろいろとコレクションを集めるのかもしれませんが、私はスカートフェチで、スカートのコレクションは多いけど、ショーツはこれ1着だけ。古くなってダメになったら、また同じものか、もう売っていなければ、他に同じようなものを探して買うつもりです。

シリコンバストとブラジャー

シリコンバストと粘着剤 思春期のころから、女性の身体で気になるのはお尻や脚で、胸はほとんど気にならなかったですね。でも、女装するなら、ある程度は女性らしい胸のふくらみも欲しいので、シリコンバスト、つまりシリコン製の人工乳房を買うことにしました。
15年ぐらい前は、こうした製品はかなり値の張る物でしたが、ネットで探すとずいぶんと安く買えるようになっていました。買ったのは、一番小さいA〜Bカップというもの。AカップからBカップの中間ぐらいの大きさのようです。そして、肌に張り付く粘着式というものを買いました。

ただ、粘着効果は徐々に落ちて来ます。それで、半年あまりあとに、同じ販売業者が扱っている塗るタイプの粘着剤も追加で買いました。

ただし、元の粘着効果も、粘着剤を塗ったときの効果も、弱点は汗。暑いときに出歩くわけでなくても、自室で写真をセルフタイマーで写すとき、ほんの2mぐらいの距離でもカメラと、立ち位置を行ったり来たりしているうちに汗ばんできて、粘着効果が落ちてくるのです。

最初はトップスの下着は、カップ付きのキャミソールにしたんですね。ブラジャーとキャミソールを別に買うよりお得と思ったからです。ところが、男が着るのに合うサイズのキャミソールとなると、やはりLLとかXLというものになります。すると、シリコンバストに対しても、ちょっと大きいんですね。汗ばんでくると、カップの中で動いてずれて、横向きになっていたりとか、扱いにくくなってきました。

ブラジャー それで、これはやはりブラジャーでシリコンバストをしっかりとサポートするようにしなければダメだと思い、Aカップのブラジャーを買いました。グンゼ製のです。そして、ショーツと同じく、ブラジャーもこれ一つだけ。

ノンワイヤーのほうがきつくないというので、そういうのを買いました。そして、生地は速乾性があるものです。女装は休日、特に日曜の午後にやることが多いんですが、夕方に変身解除してから、下着類を洗濯して室内干しして、除湿乾燥機など使って乾かすときには速乾性が役に立っています。早く乾かして片付けて、翌日からの仕事に備えて早く寝たいですから。

ヌーブラ

ヌーブラ 粘着式のシリコンバストの粘着効果にしても、粘着効果の劣化で追加で買った粘着剤の効果にしても、弱点は水気。汗ばんで来ると粘着効果はたちまち低下してしまいます。

自室や女装サロンなら夏場はエアコンが入るからいいのですが、女装お出かけをするようになり汗ばむ季節になってくるとシリコンバストの粘着がすぐ緩むのが悩みの種になってきました。ブラジャーで支えても、ブラジャーのカップの中であっちを向いたりこっちを向いたり、そして隙間からはみ出しそうになったりと。それに、粘着剤が汗で溶けてヌルヌルするのも気持ち悪いんですね。

暑くなる季節にお出かけするときに、シリコンバスト以外に使えるものはないかと探すと、ヌーブラというのがありました。粘着力が強く、夏場に1日付けていてもしっかり付いたままという宣伝文句です。値段も600円台だったので、じゃあ試してみようと買いました。

基本的にブラジャーの一種なので、シリコンバストのように胸のふくらみは大きくなりません。いや、左右のをつなげるホックが付いていて、いわゆる「寄せて上げる」をやってバストアップはできます。まあ、男がヌーブラ付けてバストアップしても微乳ぐらいにしかなりませんが、私は別に巨乳志向はないし、それなりに女性らしい胸のふくらみがあればいいので、バストアップに関してはヌーブラで十分です。

そして、これが一番気になる点ですが、粘着力です。ヌーブラを買った2015年の5月は夏のような暑い日が続く、ちょっと異常なぐらいの月でした。このコンテンツのヌーブラについての箇所をUPするまでの間、5月と6月で計3度、ヌーブラを着用して女装お出かけしきましたが、いずれのときも帰るまでずれたりすることなくしっかりとくっついていました。

ただ、その粘着性能を維持するには、使ったあとには洗浄するとか、乾いて片付けるときはビニールのシールで粘着面を保護するとか、いろいろ手間がかかります。

ソープ付き刃のボディシェーバー

女装するときは、腕もそうですが、特に脚の剛毛はなんとかしたいですね。私もいくつかのツールを使ってきました。30代の頃(1990年代)には、「きれいなおねえさんは、好きですか。」のCMで宣伝されていた電気のシェーバーを使っていました。

そのあと長いブランクに入ったんですが、2003年冬から2004年の夏にかけて、着るだけ女装で短い復活をしています。冬は80デニールの分厚い黒いタイツをはいたんですが、夏はボディシェーバーを買ってきて、脚の剛毛を剃ることにしたのです。

ソープ付き刃のボディシェーバー 2004年に買ったものは、そのあと再び長いブランクに入って、やがて処分してしまいましたが、同じタイプの製品は2013年にもちゃんと売っていました。
3枚刃とか4枚刃の周りにソープ(石けん)を付けたタイプのシェーバーです。
2004年頃にテレビで、「ボディソープなしで剃れる」とCMをやっていました。おそらく、その頃に登場したんだと思います。

ソープ付き刃のボディシェーバー 最初に使ったときは、電気のボディシェーバーよりずっとスムーズに剃れるので驚きました。
でも、これにも弱点がありました。女性ターゲットの製品ですから、やはり、男の剛毛をいきなり剃るには無理があるんですよ。刃の間に剛毛が挟まって、洗面器にためた水の中で激しく動かしても、なかなか取れなくなったりするんですね。そういうときに手で取ろうとすると、やはり刃物ですから、指にケガをしてしまいました。

それで、2013年に女装再開したときにも買いましたが、最初は腕をちょっと剃ってみたり、手の指の毛を剃るぐらいに使うだけでした。
じゃあ、脚なんかはどうやって除毛したかというと、除毛クリームを使っていたんですね。

でも、やがて除毛クリームの代わりに、光脱毛器を買ったら、シェーバーで脚や腕のむだ毛を剃ってから、脱毛器を使わないといけないので、このボディシェーバーも本格的に使うようになりました。

除毛クリーム

除毛クリーム クラシエのエピラット 2013年に女装を再開する気になったとき、除毛をどうしようかと調べているうち、除毛クリームのことを知ったんですね。ネットで見ると、1本3,000円とか4,000円ぐらいするのもありました。そういうのはちょっと高いなと思って、ドラッグストアを見ると、980円で売っているのがあるのを発見。それが、写真ので、クラシエのエピラット。

買って、試してみると、なかなかきれいに除毛できます。980円とか1,000円ぐらいだとコストパフォーマンスもいいと思い、このエピラットを使うようになりました。

だけど、除毛クリームを使っても、1週間後にはそのまま女装するにはちょっと醜いぐらい毛が伸びてきます。1本で2回半程度は使えますが、何度も除毛を繰り返すと、1,000円ぐらいの値段もそんなに安いとは思えなくなってきました。

それで、光脱毛器を買いました。光脱毛は毛を剃ったあとに、毛根の黒い色素に強い光を当てて生えにくくするしくみだから、根こそぎ抜いてしまう除毛クリームはダメだということになり、使うのをやめました。

保湿ローション

NEWパイナップル+豆乳ローション シェーバーでも除毛クリームでも、除毛すると肌から水分が失われるようです。そして、除毛の翌日、会社で1日、パソコンの前に座って仕事をすると、太ももの裏側がかゆくなり、家に帰ってから見ると、赤い発疹がいっぱいできていたりするんですね。そうなると、かゆいというより痛くなってしまいます。

顔のひげそりをしたあとは、アフタシェーブローションを塗り、さらにスキンコンディショナー(どちらも、もちろん男性用ですよ)を塗っていますけど、脚や腕の除毛のあとにも何か塗らないと、ちょっときついですね。それで、ネットで調べると、保湿ローションがありました。私が買って使うようになったのはこれ。

NEWパイナップル+豆乳ローション
(発売元:株式会社ニーズ、製造販売元:ケンビ株式会社

除毛後に、この保湿ローション塗るようにしたら、翌日、仕事で1日座っていても、太ももの裏がかゆくなるとか発疹がでるとかいったことはなくなりました。

さらに、除毛直後だけでなくて、毎日風呂上がりには使うようになりました。前に脚に皮膚炎を起こしたときに、皮膚科で言われたんですね。年を取るほど肌の水分が減ってきて、皮膚炎を起こしやすくなると。だから、常用することで皮膚炎の予防にもなりそうです。


この、NEWパイナップル+豆乳ローションは、別の意味でも有名なようです。

鈴木ハーブ研究所というところが出している製品に、パイナップル豆乳除毛クリームというのがあって、やはり同じような名前だから、早とちりして買ってしまう人が多いのでしょう。Amazonで、NEWパイナップル+豆乳ローションのところを見ると、レビューで叩いている人が大勢います。そういうのをずっと見ていくと、鈴木ハーブ研究所の製品と勘違いしていると書いているのも出てきました。

それで、私は除毛後に脚や腕を乾燥から守るためのものを探していたこともありますが、保湿ローションとして買って使っています。

光脱毛器

最初はコストパフォーマンスがいいと思っていた1,000円程度の除毛クリームも、除毛をやる頻度が上がって何度も買ううちに、そうは思えなくなってきました。

それで、初期投資はいるけど、長いこと使える家庭用の脱毛器をいろいろ調べました。レーザーとか光とかいろいろと。

どうも光脱毛器がよさそうだと思えてきて、いろんな製品を見てみると、高いのは実売7万円台だったりします。評判なども参考にして、結局、買ったのはこれでした。

フィリップス ルメア フィリップスルメア

実売で4万円台だったというのも、これにした理由の一つです。

ちなみに、この種の製品は一般に光脱毛器と呼ばれていますが、メーカーサイトにも、製品のパッケージや取扱説明書にも書かれているのは「光美容器」です。


取扱説明書を読み、シェーバーで脚、腕、脇、胸、おへその周りの毛を剃ってから、光の照射をやりました。剃ったあとの毛根に強い光を浴びせてダメージを与えることで、毛が生えにくくする仕組みだということです。光の強さは1から5まで設定でき、5が一番強いですが、最初は強すぎを用心して4からやりました。

シェーバーで男の剛毛をいきなり剃るのは大変ですが、私は除毛クリームを使っていたので、最後に除毛クリームを使ってから2週間ぐらいあとに、伸びてきた毛を剃ってから、ルメアで処理するようにしました。

最初の2ヶ月は2週間に1回の割合でやって、そのあとは4〜8週間に1回ぐらいの割合でやるようにするということです。きちんとそのようにやりました。最初の2ヶ月は、光の強さはレベル4でやっていきましたが、効果がイマイチだと思えてきたので、ちょうど2ヶ月目のときから脚と脇は5でやるようにしました。腕・胸・おへその周りは4のまま。そして、2ヶ月過ぎてからは、4週間に1回の間隔でやっています。

光脱毛器で照射のときは、輪ゴムを軽くはじいてパチンとやるぐらいの痛みと言われているようですが、実際、それぐらいの感じでした。レベル4でも5でも大きな差はありませんでしたね。肌が少し黒ずんだところは、少し痛みがきついです。でも、耐えきれない痛さなんてことは全然ありません。


さて、効果のほどはどれぐらいかというと...

最初の2ヶ月過ぎたら、間隔を開けるというのだから、何週間も毛が生えてこない状態になるのではないかと思っていましたね。でも、やってから数日で、もう徐々に生えてきます。特に脚のほうが。腕もやがては、生えてきますが、脚よりは生え方が鈍いです。

もともとあまり毛深くない女性なら、すべすべ肌が持続する期間が長いのかも知れないですけど、男の脚ですから生えていたのは剛毛。やっぱり、剛毛の生命力は大したもので、ずっとおとなしく生えないでいるということには、そう簡単にはなってくれませんでした。

腕の毛のほうが脚より生え方が鈍いのは、もともと腕のほうが脚よりも細い毛で、量も少なかったからではないかと思います。なら、体毛が男よりも細くて薄い女性なら、もっと効果が大きいかもしれないですね。

じゃあ、男の脚だと効果が全くなかったかというと、それは正確ではないですね。やっぱりあるんですよ。1週間や10日ぐらい経って、ある程度、毛が伸びた脚を撫でても、すべすべした感じなんですね。シェーバーや除毛クリームで除毛したあと、数日で毛が生えてきたときに撫でると、チクチク感があったのにそれがないんです。毛が柔らかく、うぶ毛っぽくなった感じです。シェーバーで剃っても軽く剃れるし、4枚刃の間に挟まって取れないなんてことにもならないんですね。

なので、ルメアで4週間に1回、光を照射する処理をやり、その間は、女装をする日の前日か前々日の入浴時にシェーバーで剃るようにしました。前々日というのは金曜日が多いですね。女装は自宅だと日曜にやることが多いんですが、前日の土曜の夜はお酒を飲むことが多いので、酔っ払って刃物を使うのはやめたほうがいいですよね。それで、金曜日にやっておくのです。2日ぐらいならそれほど生えないし。

ルメアの弱点というと、充電式だということでしょう。フル充電に1時間40分かかります。私の場合、両脚(太ももまで)、脇、両腕、胸、おへその周りをやりますが、両脚をやり終わるあたりか、両脚+脇でバッテリー切れになります。念入りにやるほどバッテリー切れも早いです。

しょうがないので、40分〜50分程度の時間、再度、充電してから残りの部分をやっています。充電しながらでも、照射ができればもっといいんですけどね。

それと、取扱説明書には照射をやったら24時間は保湿ローションや、そのほかのスキンローション類は塗るなと書いてあるんですね。ルメアでの処理はたいてい日曜の午前にやっています。終わるのは午前10時とか11時ごろです。最初にやったときは、取扱説明書に従って、24時間塗らないようにしました。と言っても、24時間後は月曜の午前10時や11時です。仕事から帰ってくるまでは塗れません。実際、月曜には、夕方ぐらいには太ももの裏側がかゆくなってしまいました。それで、2回目からは日曜日にやって、月曜日の朝、起きたときに保湿ローションを塗るようにしています。

最初に買った光脱毛器は1年半余り経ったあたりから、充電してもいつまでも充電中ランプがいつまでも点滅し続けるようになってきました。コンセントを抜いて動かすとフル充電状態で使えます。それで、しばらく使っていましたが、ちょうど丸2年を過ぎたときに充電しようとしても充電中ランプも点かず、電源スイッチを押しても反応せずで壊れてしまいました。

保証期間もたしかちょうど2年だったし、買い換えることにしました。

フィリップス ルメア2台目 2台目の光脱毛器もフィリップスのルメアです。最初のを買ってから2年の間にモデルチェンジや新製品の登場もあって、充電せずコンセントにつないで使うタイプもありました。しかも、最初に買ったのよりも安い値段だったので、それを買いました。

コンセントにつないで使うので、途中で充電をやり直すこともなく、また強い光が漏れないよう肌に押しつけられているのを検知して照射可能ランプが点くまでの反応もよくなっていて、脱毛お手入れの時間が短くなりました。

リキッドアイライナーと涙袋メーク用パウダー

女装入門の化粧品セットで、ひととおりの化粧品を買ったんですが、付いてきたアイライナーはペンシルタイプのでした。私は一重まぶたで、おまけにはれぼったいんですね。1990年代後半に女装サロン・エリザベスに初めて行ったとき、一重まぶたを二重にするアイテープがどうしても入りませんでした。そんなだから、アイラインが引きにくいんです。
リキッドアイライナー
ところがあるとき、スーパーの化粧品売り場で、リキッドタイプのアイライナーというのがあるのを発見しました。パッケージに細いラインも引けると載っていたので、買って試してみることにしました。やっぱり恥ずかしいから、男用の化粧品とか、家庭用品と一緒に買いましたけど。

リキッドアイライナー 開けたところ
細い筆で引く、というか、線を描くので、くっきりしたアイラインを描くことができるようになりました。何度もやるうちに、筆を立てると筆先で細い線が引け、寝かせるほど太めに引けることが分かってきました。そして、アイラインを引くのも少しずつ早くできるようになってきましたね。

メークの中でも一番、難しいのは、やっぱりアイメークですね。ペンシルタイプのアイライナーでは、どうしてもうまくアイラインを引くことができませんでした。でも、リキッドタイプを使うようになってからは、自分でもうまくできるようになったと思います。

涙袋メーク用パウダー
それと、もう一つ。こちらもアイメークの上達に役に立っています。涙袋メーク用のパウダーです。たまたま、ドン・キホーテで見つけて、メークを上手にやるのに使えそうだと思えたので買いました。実を言うと、これを買うまで、目の下のふくらみを「涙袋」と呼ぶということ自体を知らなかったんですけどね。

涙袋メーク用パウダー 開けたところ
目の上側はリキッドアイライナーでアイラインを入れ、そして涙袋にこのパウダーを塗って白っぽくして、少し離れたところの姿見の鏡を見てみると、「あら、不思議!」というぐらい目がパッチリとして見えるんですね。


この2つのおかげで、アイメークが大きく上達しました。

女装再開して、最初のころ自分で写した写真は、自分で見るのも嫌になるぐらいだったのが、見違えるようになりました。自室でセルフメークした写真を公開してもいいと思えるようになったのも、リキッドアイライナーと涙袋メーク用パウダーのおかげです。それで、自室写真で最初に公開したのがこちら・・・ギャラリー1の(8)です。

使用前(2013年)と使用後(2014年)
使用前・使用後の私の画像です。

左が使用前の2013年夏、右が使用後の2014年夏。
2013年のは、メークがあまり上手くできなかった頃ので、自分でもあまり見たいと思わないものですから、ギャラリーにも入れていません。でも、リキッドアイライナーと涙袋メイクパウダーでどれぐらい変わったかのご参考に、ひとつだけこちらに載せることにしました。

着用したウィッグも服もサンダルも同じものです。(2014年はロングネックレスを掛けてますが)

使ったカメラが、2013年はコンパクトデジカメ、2014年はデジタル一眼レフですが、カメラの違い以上に、リキッドアイライナーと涙袋メイクパウダーを使った効果があるんですね。

使用前(2013年)と使用後(2014年)
顔の部分をアップにしました。

実際の目の大きさが急に変わるわけはないですが、目がパッチリとした感じになりました。

ちなみに、メイクで他にも変わったところというと、
  • ファンデーションを塗った後にパウダーで仕上げるようにした。
  • チーク(頬のピンク系)を適当に付けていたのを、しっかり付けるようにした。
  • 口のまわりの青ひげが隠れるようにオレンジ系のチークを付けるようにした。
といったところです。

オレンジ系チーク

朝、ひげを剃っても、昼過ぎから女装を始めるときは、直前にもう一回、ひげを剃ります。使っているのは電気シェーバーです。

口の周りのひげが濃い部分を隠すために、コンシーラーを塗っています。コンシーラーも女装入門の化粧品セットに入っていたものです。そうやって隠すようにしても、写真を撮ると、どうも口の周りが黒っぽく写ってしまうんですね。じゃあ、もっと強力なコンシーラーとか、舞台用のドーランなみのファンデーションを買おうかと思っていたら、オレンジ系を塗ると青ひげはうまく隠れるとエリザベス会館で聞いたんですね。

それで、次はオレンジ系のファンデーションを調べ始めました。
オレンジ系チーク
そして、ネットで買おうかなと思っていたとき、100円ショップでオレンジ系のチーク(商品名はフェイスカラーでした)を見つけたんですね。100均で買える安いのがあるなら、一度、試してみようとさっそく買いました。

口の周りからあごひげのあたりに、このオレンジ系を塗り、頬には入門化粧品セットに入っていたピンクのチークを塗るようにしました。写真に撮ってみると、確かに口の周りの黒い感じがしなくなりました。

安いものですから、落ちるのも早いようです。でも、私が家で女装しているのは、せいぜい4、5時間。落ちて来たら、もう1回、塗り直せばいいし、別に高いのを買うこともないと思えるようになりました。

ギャラリー1の(17)(18)(19)あたりまでは、どうも口のまわりが黒っぽくなっている感じです。(21)では、まだオレンジ系チークは買っていなかったんですが、ピンクのチークを口の周りに薄く塗りました。これでも、青ひげを隠すにはかなりの効果がありましたね。そして、(22)で初めてオレンジ系チークを口の周りに塗りました。

リボンバレッタ

女の子に変身するなら、腰まで届くぐらいのサラサラロングヘアになってみたいと思って、いいウィッグなないかと探しているうちに、スーパーロングのアレンジウィッグを見つけました。
楽天の中のそのウィッグの販売ページはこちらです。コスプレがメインの用途みたいですけどね。

それで、買ったのはいいんですけど、男の私は髪のアレンジの仕方なんて知らないんですね。やれることといったら、せいぜい櫛でとかすぐらい。

じゃあ、どうしようかと困っていたら、化粧品コーナーでバレッタを見つけました。最初に見つけたのは、金具だけのバレッタでしたけど。それを買って、女装サロン・エリザベス会館へ行くときに持って行って、そのバレッタのパッケージ写真に載っていた女性の髪のようにセットしてもらいました。
リボンバレッタ5色
長い髪がうまく背中のほうに垂れるようにセットできるので、これはなかなかいいと思ったんですね。でも、単なる金具のだと面白くないから、ネットで探して可愛い感じのリボンバレッタを5色買ってしまいました。
5色買ったのは、服の色に合わせて使い分けようと思ったからです。

リボンバレッタでハーフアップ
こちらの写真は、白いリボンバレッタでスーパーロングの髪を背中のほうに垂れるようにしたときのです。


こういうヘアアレンジはハーフアップといいます。というか、女性の髪のアレンジ方法のことなど、実際、知らなかったんですね。女性誌を見るのは好きで、親元を離れた大学生のときから買うようになりましたけど、ファッションページのモデルさんたちの写真を見ながら、1人Hをするのがほとんどだったんですね。メークとかヘアアレンジのページなどは、まったくといっていいぐらい見ていませんでした。エリザベス会館で、バレッタを使ってのアレンジをやってもらって、初めてハーフアップという呼び名があることを知ったんですね。

シューズクリップ

男が履けるぐらいの大きなサイズの婦人靴は、あまりないんですね。あっても、種類が少ないから、だいたいがプレーンパンプスなんですね。もし、もっといろんなのがあったとしても、家の中にそんなにいっぱい置く場所もないんですけどね。
シューズクリップ5種類
それで、ネット女性の靴や関連商品をいろいろ見ているうちに、シューズクリップというのがあるのを知ったんですね。小さいアクセサリーだけど、靴のドレスアップがなかなか楽しめそうだと思いましたね。そんなに高くもないですし。それで、自分が持ってる4色のパンプスに合わせて、それぞれ同系色のシューズクリップを揃えていきました。


使用前と使用後の写真です。

黒のパンプス 黒のパンプスとシューズクリップ 黒のパンプスとシューズクリップ

グレージュのパンプス グレージュのパンプスとシューズクリップ

ピンクのパンプス ピンクのパンプスとシューズクリップ

白いパンプス 白いパンプスとシューズクリップ


写してみると、足に血管が浮き出していて、やっぱり男の足ですね...

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